上野まり子のアジアンスター

チャン・グンソクがペットになった訳は?「きみはペット」初日舞台挨拶

キム・ハヌル チャン・グンソク

こんにちは 上野まり子です。
大人気韓国俳優チャン・グンソクがキム・ハヌルと主演した映画『きみはペット』がいよいよ1月21日、日本公開となった。
原作は小川 彌生の同名コミック(講談社Kiss)。2003年にはTBSにて小雪、松本潤主演でドラマ化されたが、映画化は初となる。監督はこの作品がデビュー作となるキム・ビョンゴン。製作は韓国のプロダクションルーデンス。韓流イベントを多く手がけるKJ-netが提供と言うことで昨年より様々なイベントが開催されてきた。そしてついに日本公開、1月20日のジャパンプレミアに続き、1月21日(土)TOHOシネマズ日劇にてキム・ハヌル、チャン・グンソクが初日舞台挨拶に立った。 客席はほぼ100%が女性、男性と言えばスタッフかマスコミ。


主演キム・ハヌルさん、チャン・グンソク氏の登場に一斉に歓声が上がった。それでも俳優としての作品で来日のチャン・グンソク氏は少々緊張気味、時々鋭い視線を見せた。

キム・ハヌルさんは、今日は胸がトキメいている。沢山の来場に“本当に、本当に、本当に嬉しい!”と大感激の模様だ。チャン・グンソク氏はいつもの様に日本語で挨拶。これまで記者会見場やコンサートの舞台で挨拶してきたが、今回は映画館での挨拶と言うことで、緊張しているが気分が良いとし、忘れていたけれど本物の俳優になったみたいだと喜びを、冗談を交えて表現した。

美貌のアラサーキャリアウーマンを演じたキム・ハヌルさんは共感できる点は?と訊かれ、実年齢も同年代、結婚もせず仕事を頑張っている点が共通するが、仕事に励むと表向きは誤解され易く、良い姿ばかりを見せられるとは限らない。しかし本当は悩みを抱えたり、内心誰かに頼りたいと思う気持ちも持ち合わせている。その点が似ているだろう。

アジアのプリンスが今何故、ペット役を演じたか?と問われ、チャン・グンソク氏は“・・・・”としばし考えた末、“正直、お金がなかったから、しょうがなかった!”との答え。これには会場も大爆笑。 冗談はこの辺にして真面目に答えてもらうことにして。シナリオを受け取ったときの感想。 原作漫画を読んでいたというチャン・グンソク氏、主人とペットという関係で同居するシチュエーションと様々なエピソードが楽しそうだったと出演を決めた。“それとお金がなかったから!”、本日の<グンソクキーワード>は<お金>と決めたようだ。ところで実際にキム・ハヌルさんのペットになったらハグしてあげたいと彼、“ハグだけ?”のMCの突っ込みには“チャンスがあれば色々なことが出来ると思う”に当のハヌルさんは“・・・、私の気分が良い時はね!”とさらりとかわした。 様々なシーンの中、キム・ハヌルさんがエピソードを紹介したのはイノ(チャン・グンソク)を弟と間違えてお尻を叩くシーン。まだお互いに親しくない頃でやり難いと思っていたが、チャン・グンソク氏が茶目っ気たっぷりに“大丈夫だよ、叩くだけではなく揉む感じでも良いよ!”と言ってくれた事。MCの“何故OKしたの?”にはまたもや“お金が必要だったから!”

さて、1月23日の旧正月を控えたこの日、日本のお正月の書初めに因んで、二人にも今年の抱負を書初めしてもらいお披露目。キム・ハヌルさんが書いたのは気絶という意味のハングル。日本公開でびっくりして気絶するほどの動員数になることを祈念して。なかなか奇抜な発想だ。ではチャン・グンソク氏は?日本語で「笑 www」。何事も笑顔で楽しみながらすれば成功するという意味。この言葉最近のお気に入りで友人とのメールにも頻繁に使っているそうだ。チャン・グンソク氏の大人気は笑顔になるのも当然と言える。会場のすべてのファンに飛びっきりの笑顔を見せて、舞台挨拶はマスコミ向けのフォトセッションで終了となった。

なお、マスコミが退出した後に主演のお二人とファンとの特別なトークタイムが設けられたようだ。
映画エンディングではチャン・グンソク自身が歌っているのでお楽しみに!



©小川彌生/講談社 cproduction LUDENS/KJ-net

2012年1月21日(土)全国ロードショー
公式ページ http://kimipe-movie.jp/

【概要】
2011年/韓国映画
上映時間:1時間50分
原作:小川彌生「きみはペット」(講談社Kiss)
監督:キム・ビョンゴン
主演:キム・ハヌル、チャン・グンソク、リュ・テジュン、チョン・ユミ、チュ・ジョンフン
製作:production LUDENS
提供:KJ-net
配給:東宝東和

【ストーリー】
ファッション誌編集者として働くチ・ウニ(キム・ハヌル)、31歳。アメリカ留学帰りのバリキャリで、部下からも恐れられる姐御的存在だ。しかし、仕事では左遷され、恋人からもふられ…失意のどん底!そんなある日、ウニは自宅のバスルームで見知らぬ男の子を見つけ、ビックリ! 彼の名はカン・イノ(チャン・グンソク)。イノは、将来を嘱望されていたにもかかわらず、イギリス留学中にプリマドンナに大怪我をさせたことを悔やみ続ける落ちこぼれダンサーだ。家を追い出されたイノを泊め、「部屋代」を稼ごうとウニの弟チ・ウンス(チェ・ジョンフン)が連れてきたのだ。もちろん、イノを泊めることにウニは猛反対! ある雨の夜、ウニが自宅マンション前に置き去りにされていたダンボールを見つけ、おそるおそる箱を開けると…なんと、ずぶ濡れの姿で座り込んでいるイノだった。行き場のないイノは、「友達」でも「恋人」でもなくペットとして一緒に住むことを提案。あきれながらも、「素直に言うことを聞けば、飼ってもいいわ」と答えるウニ。「ご主人様とペット」…ふたりの奇妙な同居生活が始まった。
自由奔放なのにどこか繊細なイノとの共同生活はウニの心を癒すオアシスとなり、安らぎの日常へと変化し始める。 そんなウニの前に、初恋の先輩チャ・ウソン(リュ・テジュン)が現れる。恋の予感にときめくウニ。イノはそんなウニの姿にどこか寂しさを覚える…。 そしてイノもまた、外国でミュージカルの振付師という新たな仕事のチャンスが舞い込む…〈ペット〉と〈ご主人様〉、ふたりの関係はどうなる?

【イベントご案内】
『きみはペット』日本公開を祈念してプレミアイベントが開催される。
日時:2012年2月11日
会場:京セラドーム大阪
主催:KJ-net
出演者:キム・ハヌル、チャン・グンソク、リュ・テジュン、チョン・ユミ、カン・ハヌル
チケット:¥9.800(税込)
全席指定
詳しくはKJ-netまで

【今日の一枚】

チャン・グンソク

チャン・グンソク


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