ソ・ジソブ、ハン・ヒョジュ主演『ただ君だけ』6月30日 日本公開決定
© 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.こんにちは 上野まり子です。
昨年開催された第１６回釜山国際映画祭のオープニングを飾った映画『ただ君だけ』の日本公開が決定した。
韓国の２大スター、ソ・ジソブとハン・ヒョジュ主演による胸を打つラブストーリー『ただ君だけ』は、映画祭のチケット発売から僅か７秒で完売と最短記録をつくり大きな話題となった。
ボクサーとしてチャンピオンになった経験もありながら、暗い過去のために心を固く閉ざした男チョルミンにはソ･ジソブ。TVドラマ『ごめん、愛してる』で日本でも大ブレイクし、2009年には主演映画『映画は映画だ』のＰＲの為に来日、私の番組「上野まり子のアジアンスターインタビュー」（ＣＳ）でもインタビューをさせていただいた。
視力を失いつつもいつも明るく、はつらつとしたヒロイン ジョンファには『トンイ』（NHKBSプレミアムにて放送中）で存在感のある女優に成長し、韓国の“新・ラブストーリーの女王”と呼ばれるハン・ヒョジュ。監督は、アート系の作品でその作家性が高く評価されているソン・イルゴン。本作では男女の愛という普遍のテーマに挑み、チャールズ・チャップリンの名作『街の灯』(31)をモチーフに21世紀でも変わらない純粋な愛の美しさを見事に描き切り、韓国では130万人を動員した。
『ただ君だけ』６月30日待望の日本公開。◆
昨年の釜山国際映画祭は特派員が取材にあたった。
第１６回釜山国際映画祭は2011年10月6日（水）にオープンし、
華やかなレッドーカーペットなどオープニングセレモニーが行なわれた。
翌10月7日(木)には、開催地釜山の海雲台海岸の特設野外ステージに主演のソ・ジソブとハン・ヒョジュ、ソン・イルゴン監督が揃って登壇、大勢の観客の歓声に包まれた。
翌日の映画上映後のティーチインでは、ボクサーと目の不自由な女性のモチーフは大好きなチャップリンの『街の灯』という映画からアイディアを得たと明かしたソン・イルゴン監督。ストーリーを出来るだけシンプルにし、ソ・ジソブとハン・ヒョジュが演じるキャラクターに多くの力を注いだ。作品の美しさよりもストーリーの分かりやすさに気をつかった。正統派のラブストーリーとして、主演の二人がどれだけリアルに演じられるかが重要だったが、結果、監督自身が想い描いた通りの作品に仕上がったと語った。
また視覚障害者を演じたハン・ヒョジュは、自身の演技が映画を台無しにしないかと大きなプレッシャーがあったが、ソ・ジソブさんのリードで、とても楽しく撮影できたと語った。『ただ君だけ』というタイトルにも惹かれたと言う彼女は、このようなラブストーリーに憧れていたし、心温まる話でぜひ出演したいと思ったという。二人の愛がステキに描かれていますと可愛らしく話すハン・ヒョジュに会場からも大きな声援が上がった。
この日、ソ・ジソブは残念ながら撮影の為に参加していない。
会場にはこんなＰＲバスも(C)BUSAN INTERNATIONAL FILM FESTIVAL.ALL RIGHTS RESERVED.
（釜山国際映画祭取材協力：都与野かおる）◆
夢を見失った男と、視力をなくした女、運命の日に二人は出逢った・・・。
『ただ君だけ』
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6月30日（土）より丸の内ピカデリー他にて全国公開
＠韓流ぴあチケット
2011年韓国／105分 原題： Always
韓国公開日：2011年10月20日
監督：ソン・イルゴン
脚本：ソン・イルゴン／ノ・ホンジン
出演：ソ・ジソブ（『映画は映画だ』「ごめん、愛してる」）
ハン・ヒョジュ（「トンイ」「春のワルツ」）
配給：ポニーキャニオン／コムストック・グループ[あらすじ]
元ボクサーのチョルミンは目の不自由な女性ジョンファと出会う。目が見えなくとも明るさを失わず、テレビドラマを楽しそうに聞き入る彼女に惹かれ、いつしか愛し合うようになったチョルミンは、彼女の手術代を稼ぐためボクサーに戻るのだが…。＊『ただ君だけ』ジャパンプレミア ６月７日
主演ソ・ジソブ ハン・ヒョジュ来日
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(追記：6/18)
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