上野まり子のアジアンスター

チョン・イル、Monday Kiz、バラダン出演「4th 日韓友情フェスタ2012」取材レポート

チョン・イル

こんにちは 上野まり子です。
「4th 日韓友好フェスタ2012」が4月8日、渋谷公会堂にて開催された。
2年ぶりとなる今回は既にNHKで放送が決定しているドラマ『太陽を抱いた月』でヤンミョン王子を演じたチョン・イルと同ドラマOST他、「鉄の王キム・スロ」、「検事プリンセス」、「カインとアベル」など数多くのOSTに参加し、新OST帝王と呼ばれるMonday Kiz。そして真珠のようなオーケストラ バラダンの3組が出演。

NPO法人日韓文化交流会主催のこのイベントはGSFC(http://japankorea.org/gfsc/)のネパール山岳地帯に図書館を建築し、図書を贈呈して子供達の育成に役立てようというチャリティープロジェクトの一環でもある。まずは同法人の活動の模様が映像で紹介された。モンゴルでは井戸掘りを支援、安全な食水を提供。東日本大震災の被災地、そして子ども達の支援の為にも尽力してきた。子供達が夢に向かい挑戦できるようにと、夢の木の種を撒き、その種がやがて芽を出し、成長して森となる。愛と平和のアジアになるように共に歩みましょうとメッセージされた。

バラダン

公演は感動のオーケストラ バラダンのステージからスタート。
ドラマ『朱蒙』から「♪愛の記憶」、続いてオーボエの音で始まったのは『ファンジニ』「♪健やかに〜野花」、春らしい軽やかなリズムはまさに野に咲く小さな花のイメージ。やがて曲想は悲しい運命をたどるファンジニの人生のようにドラマチックとなり、死を越えての愛を表現。そして『王と私』「♪千年愛」。
オーボエ及び口笛担当の市川氏のメンバー紹介に続いてはドラマ『太陽を抱いた月』の大ヒットと共に2ヶ月間音楽チャート1位を独占したLYNが歌う主題歌「♪時間に逆らって」をバラダンオリジナルバージョンで。
バラダン最後のステージは歴史ドラマメドレー。サムソノリであろうか勇壮な太鼓で始まったのは『善徳女王』のプロローグ、それは『太王四神記』「♪運命」、『イ・サン』「♪約束」、『チャングムの誓い』「♪フェブカ」へと独自のアレンジで壮大な歴史ドラマのファンタジーの世界を再現、数々の名シーンが心に甦った。

Monday Kiz

素晴らしいハーモニーが持ち味のヴォーカルグループMonday Kizのステージは大ヒット曲「♪行かないで」、「Bye Bye Bye」でスタート。そして『太陽を抱く月』でフォン王の護衛武士ウンのテーマ曲「♪影」。悲しく、涙を誘うシーンが思い浮かぶザ・韓国バラードと言える曲。
素敵な公演に参加できて光栄だとメンバー。ハン・スンヒは春らしく花柄のネクタイだ。スペシャルアルバムをリリースした彼ら、前週にはコンサートを開催している。アカペラで更に美声とハーモニーの素晴らしさを披露した。
昨年リリースした4集から「♪愛した記憶が僕を泣かせる」、明るい曲に観客も手拍子。

Monday Kiz

そして彼らが参加したドラマ『鉄の王 キム・スロ』、『アクシデントカップル』、『検事プリンセス』のOSTメドレー。“ミナサン アイシテル〜!”と歌い収めた。 皆さんの良い反応で歌いやすかったという彼ら、出来る事は歌うことだけ、歌声を届けることで少しでも力になればとこのチャリティー公演へ参加した。新アルバムもリリースしてライブを中心に活動して行く予定。今後はバンドを連れての日本公演も計画中だ。

Monday Kiz

ファンの応援メッセージが書かれた応援幕を贈られるとしきりに“すごい!すごい!”と感動するメンバー、大切に持ち帰ると嬉しそうだ。“次回のコンサートまで僕たちを忘れないで!”とメッセージしてステージを後にした。

さて続いてはお待ちかねチョン・イルのステージ。
まずは映像で最新作『太陽を抱いた月』、そしてチョン・イル大人気のきっかけとなった『思いっきりハイキック』の懐かしい映像。初めての時代劇『帰って来たイルジメ―美賊イルジメ伝』、『お嬢さんをお願い』、『私の期限は49日』、『美男<イケメン>ラーメン屋』とこれまでの出演作が紹介された。

チョン・イル

真っ暗なステージ、心臓の音がドクンドクンと徐々に大きくなり、突然パッとライトが着くとそこには真っ赤なジャケットのチョン・イル氏の姿。
まずは『太陽を抱いた月』OSTから「♪君という人」を披露。観客は“オッパー!”と歓声を上げる。歌い終わるとほっとした表情を見せ、“タクサン マッテイタデショ!”、“ミナサンニ ホントウニ アイタカッタデス”と日本語で挨拶。舞台袖で早くお会いしたいと思っていたという彼、“再会できて幸せです”と笑顔を見せた。『私の期限は49日』イベントから2ヶ月ぶりの来日。沢山準備してきた、思い出に残るステージにしたいとトークタイムがスタートした。
いつも歌を歌うのは緊張すると彼、時代劇の主人公を招聘して開催されるこのイベントに参加出来て光栄だとした。
さて『太陽を抱いた月』の撮影、放送終了しての感想を訊かれ、正直に言ってこれだけの高視聴率は想像していなかった。日本での放送を期待して欲しいとした。
『美男<イケメン>ラーメン屋』でイケメンの高校生を演じた彼、6年前は現役高校生で、学生服も違和感がなかったそうだ。『気分はハイキック』以来の学生服姿、“似合ってたでしょ!”という彼に会場は賛同の拍手を送る。スクリーンには花柄の病院服の彼の姿。演じたチャ・チスはいつでも何処でも格好をつけるやつ。サングラス姿はチョ・イル氏が監督に提案したもの。会場からは“モシッター(カッコイイ)!”の声が掛かる。自分でカッコイイと思う事は?のMCの言葉に“たまには!”と正直に答えた。
上半身裸の写真が映し出されると、MCが思わず“出ました!”と暴言、いや爆言。少々気恥ずかしそうな様子を見せながらも、筋肉を満遍なくつけたかったが1週間で仕上げたと紹介。ちなみに最も気に入った筋肉は?に指の筋肉と機転が効いた答え、会場も大爆笑となった。続いて紹介されたのは夢の中の王子姿。王子様になりきるには?に台本に忠実に演じたと答え、MCの手強い突っ込みに少々ひるんだ様子。“慣れてね!”のMC YUMIの発言に会場は更に沸いた。
次は髪が乱れた寝起きシーン。寝起きは悪い方?とMC。普段は悪いが、仕事の時には勿論飛び起きる。寝る時は何を着ているの?にファンからプレンゼントされたパジャマと答えた。ところで前回のファンミでワインを飲むと話したところ、沢山送られて来たそうだ。という事でパジャマのプレゼントはご遠慮申し上げると暗にお断り。続いての写真はスタッフに人気だったというチョン・イルヘア担当。これがなかなかのイケメンだ。

話題となったウィンクは“ミナサン ウツクシイネ!”と実演、投げキッスも大サービス。この日の<ティーン!>の効果音は観客が担当した。

チョン・イル

さて『僕の期限は49日』は彼にとって大切な作品。ソン・イギョン役イ・ヨウォンとはこれまでで最も息が合い、一つ一つのシーンが宝物のようだと語った。このドラマで話題となったのは頭にウサギの耳をつけたイギョンとの可愛いシーン。そこで観客の中から1名を選んで同じようにポーズを作り、チョン・イルセルフカメラによる記念写真撮影。

“チョット マッテテネ!”と一旦ステージを離れたチョン・イル。その間スクリーンには『太陽を抱いた月』の映像。チョン・イルのコミカルな姿や繊細な心理描写が見所とあり、さてヤンミョン王子はどんな選択をするのかと放送が待ち遠しい。

チョン・イル

さてヤンミョン王のテーマ曲に乗って客席側から登場のチョン・イル氏、ファンにとっては嬉しいハプニングで会場は更にヒートアップした。

チョン・イル

まずは『私の期限は49日』から「♪かかし」の歌のプレゼント。トークタイムは『太陽を抱いた月』中心に。 演じたヤンミョン王子は愛する人を助ける為に自分を犠牲にした人。演じるにあたっては感情表現に最大の注意を払った。
スクリーンに映し出されたのは共演のフォン王子役キム・スヒョンとのオフショット。『・・・ハイキック』以来の同年輩との共演で、何かと一緒に過ごす事が多かったようだ。前述の写真は撮影終盤に疲れきって二人で居眠りをしてしまった時のもの。 続いては剣を交えてのアクションシーンが紹介された。アクション俳優ではないが、アクションシーンが多いというチョン・イル氏、このシーンは剣を交えながらも感情を込めた。心が揺れるシーンが多いというこのドラマ、ヤンミョン王の選択に注目してと語った。
今後海外でのプロモーション活動が続くが、日本でのファンミーティングも計画中。今年上半期は来日してエネルギーを頂き、下半期の撮影に臨むとした。

チョン・イル

ステージではチャリティーオークションスタート。出品は広告撮影時に着用したニット帽と演劇の舞台で着用のTシャツ、更にナイキのCMで着用の赤のフードパーカー。其々高額で競り落とされ、チャリティーに大きく貢献した。

チョン・イル
小さな関心が大きな愛に繋がるとチョン・イル氏、愛は分け合うものとメッセージした。


チョン・イル
ファンからのチャリティー募金はチョン・イル氏が代表してNPO法人 日韓文化交流会へと手渡された。

チョン・イル
チョン・イル
続いてファンからの応援幕がチョン・イル氏に贈呈された。

チョン・イル

チョン・イル

チョン・イルステージ最後はフォトセッション。まずはマスコミ、続いて観客のためにポーズを取った。短かったが、楽しい時を過ごす事が出来て嬉しかった。更に成長した姿で戻ってくると誓った。いつも皆さんが居てくれると思っている。皆さんも忘れないでと挨拶、“ミナサン アイシテマ〜ス!”と締めくくった。

出演者全員

出演者全員

最後に出演者全員がステージに勢揃い。バラダンを代表して市川氏は素晴らしいステージをご一緒できて嬉しかった。Monday Kizリーダーは次回まで御元気でと挨拶。最後にこの日のメインゲストチョン・イル氏が永く記憶に残る日となるだろう。明日高麗郷でお会いしましょうと手を振ってステージを後にした。

チョン・イル

チョン・イル
この後、チョン・イル、Monday Kizによるチャリティーハイタッチ会が行なわれた。

チョン・イル

チョン・イル
こちらは翌9日、貸切特別列車での高麗郷訪問の模様。チョン・イルと共にする列車の旅にファンも大喜びだ。

★現在このイベント記者会見取材記事掲載中★
記者会見記事

NPO法人日韓文化交流会
http://www.japankorea.org/
GFSC関連ページ
http://japankorea.org/gfsc/
同法人 ネパール図書館建築プロジェクト
http://www.japankorea.org/modules/tinyd0/index.php?id=447

チョン・イル日本オフィシャルファンクラブ〜Flying Up〜
http://www.jung-ilwoo.jp/top.jsp

Monday Kiz日本公式サイト
http://mondaykiz.jp/

バラダン公式サイト
http://www.baladin.net/





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