イ・ビョンホン『王になった男』釜山国際映画祭シネマトークに登壇
こんにちは 上野まり子です。
イ・ビョンホンは10月6日（土）、現在開催中の「第17回釜山国際映画祭」関連イベントとしてメイン会場センタムシティ広場にて実施された『王になった男』（2013年2月日本公開）のシネマトークに出席した。
トークイベントには主演のイ・ビョンホン、リュ・スンリョン、チュ・チャンミン監督が登上、幾重にもなった観客の間に設置された花道を、手を振りながらにこやかにステージに登壇した。韓国では9月13日から公開されているハリウッド大作『バイオハザードＶ リトリビューション』などを押しのけて興行成績No.1となり、人気の高さをうかがわせた。
韓国で観客動員数800万人を目前にしたこの日、感想を訊かれたイ・ビョンホンは、“とにかく皆さんに感謝しています。多くの方に観ていただいて本当にうれしいです。”と笑顔で答えた。もし動員数1000万人を達成したら？の質問にはリュ・スンリョンが“前のイベントでは皆さんに映画に出てくる飴をプレゼントしたんですが、今度は飴でも何でも皆さんに私が直接ふるまいますよ！”と自信満々に語り、チュ・チャンミン監督も“実は王妃役のハン・ヒョジュさんの出演シーンを仕方なくカットしてしまったんですが、1000万人突破したらディレクターズカット作ります！そのシーンも必ず入れます！”と宣言、観客から喝采を浴びた。 そしてイ・ビョンホンは“1000万人は達成できる可能性が十分にあるので、僕は1300万人突破したら…という公約でいいでしょう？”と語りながら、もし達成したら世界中の何処で撮影をしていても劇中の王の格好で観客の皆さんに挨拶しに行きます！“と断言したものの、自分で衣装を持っていくだけで大変だから、髭も王仕様は大変だから勘弁してと笑いを誘い会場を盛り上げた。
王の身代わりになった男を厳しく見守る側近役のリュ・スンリョンとビョンホンは同じ年、映画祭のレッドカーペットには腕を組んで現れたほど仲が良い。監督も本当に二人の息がぴったりで、文句なしでしたと話している。本編でも二人のやり取りは時には軽妙に、時に緊張感あふれ見応え十分、二人のトークの端々に作品への並々ならぬ思い入れが感じられた。実はお気に入りのシーンが同じであることが判明した。
この後三人は、海雲台会場の映画祭オープントークに移動。会場は何時間も前から待っていたファンで周囲の道まで人があふれる大盛況、日本での大ヒットも予感させる熱気あふれたイベントとなった。
【トークイベント Date】
第１７回釜山国際映画祭 『王になった男』シネマトーク
日時：10月6日（土）18：00
場所：センタムシティ前広場（韓国・釜山）
登壇者：イ・ビョンホン、リュ・スンリョン、チュ・チャンミン監督◆
『王になった男』
© 2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
２０１３年２月 全国ロードショー【作品概要】
『王になった男』
2012年／韓国／131分
監督：チュ・チャンミン (『麻婆島（マバド）』『あなたを愛しています』)
脚本: ファン・ジュエン（『オールド・ボーイ』）
キャスト：イ・ビョンホン／リュ・スンリョン／ハン・ヒョジュ／キム・イングォン／シム・ウンギョン
配給：CJ Entertainment Japan
製作：リアルライズピクチャーズ
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