上野まり子のアジアンスター

誠実さ伝わるユ・スンホの日本初ファンミーティング 取材レポ

ユ・スンホ

こんにちは 上野まり子です。
リトルジソブと呼ばれ、子役時代から人気の韓国俳優ユ・スンホの日本で初めてのファンミーティングが12月2日(日)、東京の日本青年館で開催された。 ドラマ『会いたい』の撮影の合間を縫っての来日、ユ・スンホを待っていたファンは会場を満席にした。

ユ・スンホ

何度も何度もお辞儀をしながら登場したユ・スンホはファンの大きな歓声に恥ずかしそうな表情で、切れ長の目を更に細めた。胸に手を当てる彼、緊張して高鳴っている心臓音はこちらにも聞こえてきそうだ。
“コンニチワ ユ・スンホデス。お会いできて嬉しいです。”と挨拶した彼、緊張で死にそうだと今の心境を表した。 そして初ファンミーティングを記念してのフォトタイム、ファンは歓声と共にコンパクトカメラや携帯電話を一斉に持ち上げた。ユ・スンホは大きく手を振ったり、愛してるポーズでファンのカメラに収まった。

ユ・スンホ

続いてトークタイム。
会場からの“オッパー!”の声に“韓国人ですか?”と彼、“違います!”の答えに“僕が日本語を勉強すれば良いんだね!”と。実は高校の第2外国語に日本語を専攻していた彼、来年は学び直すと宣言した。
ユ・スンホは2ヶ月前に韓国で初のファンミ−ティングを終えたばかり、『ペク・ドンス』や『プロポーズ大作戦』で日本を訪問しているが、ファンミーティングが出来るなんて実感が涌かないが、気分が良いと笑顔を見せた。

ユ・スンホ

俳優になったのはスポーツも勉強も出来ない彼を、母親がファッション誌の表紙のオーディションに応募した事がきっかけ。子役として脚光を浴びたのは10歳の時に出演した映画「おばあちゃんの家」(2002年)。多くの作品に子役として出演してきた彼が俳優としての自覚と責任を強く感じたのは高校2年の時に出演した作品だそうだ。ユ・スンホは会場の“ファイティング!”の声を、手を大きく広げて受け止めた。母の言うことを聞かない子だったが、今は感謝していると俳優の道へと導いてくれた母親への想いを紹介した。

ユ・スンホ

知っている日本語は?に挨拶程度と言う彼、いくつか披露した最後に何故か“タコヤキ”、大好物だそうだ。ところで最近韓国の若者に人気の言葉<ヘジョ>、幸せになろうと言う意味の造語だそうだ。街で僕を見かけたら“ヘジョ!”と声を掛けてと笑顔。
ここでMCが“仲良しの俳優は?好きな女性のタイプは?”とお決まりの質問。パク・シネが姉のような存在、そして同い年か3歳上くらいまでの人がタイプという答えに、会場は当然ながらやや冷ややか。さて今度はファンが直接質問できるという企画。日本は好き?に同じ年の日本人の自由度が好き。今後どのような役をしてみたい?に様々な役を演じてみたいが、特にアクション時代劇に出演したいと答えた。

ユ・スンホ

ドラマ『ぺク・ドンス』のスペシャル映像の上映後はファンとのゲーム大会に『プロポーズ大作戦』のシーンの再現、ファンをおんぶしたり、ハグするシーンに会場も大いに沸いた。“恥ずかしかった?”には演技は一生続けていくもの、皆さんの前で演じることは苦にならないと答えた。
次のコーナーでは大好きな詩「クロケ タンシヌン サランハンミダ(僕はこうしてあなたを愛します)」の朗読。水を打ったように静かになった会場では、思いの他低く落ち着いた彼の声が響いた。ヘッドセットのマイクが拾う息づかいがなんともドキドキする。

続いてスクリーンには撮影風景が映し出された。現在撮影中の『会いたい』で演じているカン・ヒョンジュンは自身とは全く違う暗く冷たい性格、役作りのためにも様々な作品に出演するようにしていると言う。
今度はファン待望の愛用品プレゼントコーナー。帽子、マフラー、靴、シャツ、鞄が抽選でファンの手に。またこの日の為に作られた等身大のバナー2枚、「プロポーズ大作戦」DVD、OSTも追加プレゼントとなった。

ユ・スンホ

日本でファンミーティングを開催している俳優達を内心羨ましく思っていたというユ・スンホ、だが日本で活動していない自身のファンミーティング開催に来場者がいるだろうかと心配していたそうだ。万全の準備をして来日した彼、あけてみると会場は満席、日本のファンに心を込めて感謝の手紙を読み上げた。

ユ・スンホ

また「♪サランハギテムネ(愛しているから)」を弾き語りで披露、鍵盤一つ一つを大切に紡ぐ一生懸命さに人柄が良く現れていた。こんなに大勢の前で歌うのは今日が初めてと言う彼、歌い終わるとほっとしたようで両手で顔を覆った。母上からは歌とダンス禁止令が敷かれていたようだが、ファンの為に掟を破っての歌の披露。次回はダンスをと要求されて困った表情の彼、“10年後には!”と上手く交わした。
いよいよイベントもラストを迎えた。
ご来場に心から感謝する。さらに良い作品、良い姿でお目にかかる。これからも期待とご声援を宜しくお願いすると挨拶し、ステージを後にした。
その後、握手会が行われ、お一人お一人に丁寧にお辞儀をしながらの握手、彼の誠実さが良く伝わった。

ドラマ『ペク・ドンス』

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ドラマ『ペク・ドンス』ポニーキャニオン公式サイト
BS JAPANで現在放送中

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