キム・ジノ「Kim Jinho First Solo Concert 2013」リハーサル取材レポート
こんにちは 上野まり子です。
キム・ジノ（sgWANNABE+）が最新アルバムを引っさげ、４月２１日（日）日本初のソロコンサート「Kim Jinho First Solo Concert 2013」を開催した、前日に来日したキム・ジノは東京代々木の山野ホールでのリハーサルに臨んだ。今日はその取材レポートをお届けする。リハーサル会場に入ると、スタッフの女性がきびきびとヴァイオリンやヴィオラなどのストリングスとバンドへの楽曲進行の説明中、日本語や韓国語が飛び交う。真正面には制作総監督らしき人物がＰＣで何かを確認中。サイドには大きな機械を前にミキサーが台本を見ながらチェック、録音技術者も入念にモニターやスピーカーをチェックしている。まだキム・ジノの姿は見えない。
２曲目「♪ラララ」の音合わせが始まるとステージの横からキム・ジノが姿を現した。ステージを下りてスピーカーの傍に、そして全体を見回すと首でリズムを取り始めた。
今度は監督の元へ行き挨拶、そこに居たスタッフや関係者とも丁寧に挨拶を交わした。監督の傍に座って早速軽い打ち合わせ。その後しばらくリズムを取り続けた彼、着ていた黒のロングジャケットを脱ぐとおもむろに立ち上がった。それでもまだマイクは手にしない。今度は反対側のスピーカーの傍へと行き音のチェック。その間も２台のカメラが彼を追う。キーボードと何やら会話して少々マイクに近づき、まずはお水を一口。曲は「♪僕の人」、軽く口ずさんで徐々にＵＰして行く。“ヨロシク オネガイシマス”と日本語で挨拶したキム・ジノ、監督もキム・ジノ日本初のソロコンサートなので宜しくと挨拶して、本格的に彼が参加してのリハーサルがスタートした。
今回のコンサートではキム・ジノ自身が作詞、作曲した最新アルバムの楽曲を披露する予定で、その意気込みが感じられる。多彩な音色を持つジノ、「♪ラララ」は軽く流す程度でむしろ発声を確かめている風だ。そしてまるで詩を読み上げる様に歌う姿など、貴重な姿を取材したことになった。
「♪いつか」、コーラスの人々を手招きしたキム・ジノ。実は今回のコンサートには彼の同級生や友人が韓国から駆けつけた。緊張気味のコーラスの面々にはキム・ジノから近づいて声を掛ける。コーラス部分に差し掛かるとジノは指でサインを送る。コーラスを務める人々は歌い終わるとほっとした表情、キム・ジノもやっと笑顔を見せた。
春のようなほのぼのとした曲の次は代表曲「♪僕の人」、記者にも一緒に歌うように呼びかけ、手拍子も促す。会場はまるでファンミーティングの様相を呈し、リハーサル会場は一丸となった。 バンドメンバーとストリングスのリーダーが細部の確認をしている間、ジノはカメラマンと談笑中。しばらくするとやや距離を置いていたジノもバンドメンバーに近づき、打ち合わせの様子を窺う。どうも曲の入りのきっかけを確認中の模様、ストリングスとバンドのすり合わせは続く。フード付きのトレーナーを脱ぎ、黒のＴシャツとなったジノが“モウイッカイ レンシュウシマショ！”と声を掛けると澱んでいた空気が一瞬にしてさわやかな風に吹き飛ばされたようだ。 最後は「♪いつか」。“アリガトウゴザイマシタ。”と日本語で挨拶してリハーサルは終了となった。
翌日に開催された「Kim Jinho First Solo Concert 2013」は「♪TODAY」からスタート。最新アルバムから彼自身が作詞、作曲した楽曲や「♪ラララ」などの代表曲の他、大先輩イ・ムンセの「♪昔の愛」や大好きなキム・グァンソクの楽曲に加え小田和正の「♪言葉にできない」など１７曲、ジノの友人も参加した楽しいステージも用意された。コンサートは「♪僕の人」などでアンコールに応え終了となった。
コンサート取材はスケジュールの都合で出来なかった事は残念でならないが、キム・ジノの実力を持ってすれば必ずや日本での更なる成功も間違いがないであろう。 なお、今回の「Kim Jinho First Solo Concert 2013」の模様は６月２５日（火）ＫＮＴＶにて独占放送。
（画像は全てコンサート）
キム・ジノ ジャパンオフィシャルファンクラブ
お問合せ：info@kimjiho.jp【放送案内】
「Kim Jinho First Solo Concert 2013」
６月２５日（火） ２２：０５〜２３：１５
ＫＮＴＶ【出演者関連作品】
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