映画『ザ・タワー 超高層ビル大火災』８月17日（土）公開
『ザ・タワー 超高層ビル大火災』
© 2012 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED
８月１７日、シネマート新宿ほか全国順次公開
公式HPこんにちは 上野まり子です。
韓国の大ヒットパニック・スペクタクル映画『ザ・タワー 超高層ビル大火災』が８月１７日に日本公開される。『タワーリング・インフェルノ』を彷彿させる超高層ビル大火災を背景に、愛する人を守ろうとする父、勇猛果敢な消防士たち、エゴに囚われた組織の幹部など、“それぞれの立場、さまざまな思惑”によるヒューマンドラマが展開する。
ソウル汝矣島にある1,700世帯5,700人の居住者と展望レストランなどの商業施設を併せ持つ地上108階建ての超高層複合ビル「タワースカイ」。誰もが家族や恋人と幸せに過ごせるはずだったクリスマス・イブに発生した大火災。引き金となったのは、天候不良の中で強行に出動させられたヘリコプターの衝突炎上事故。爆発、炎上、延焼、倒壊していく超高層ビル。 決死の消火活動と人命救助に向かう消防士たち。逃げ惑う人々に死の恐怖が次々と襲いかかる。
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汝矣島消防署隊長で強い正義感、瞬時の判断力、あきらめない意思を胸に抱く“伝説の消防士”カン・ヨンギには韓国随一の実力派ソル・ギョング。笑顔を絶やさず、誰からも頼りにされプロフェッショナルな仕事ぶりをみせるタワースカイ フードモール・マネージャー ユニには“ロマンティック・コメディの女王”,“涙の女王”と賞賛される韓国映画界の至宝ソン・イェジン。愛娘ユニと一緒に過ごす時間を何よりも大切にしているシングルファザーでタワースカイ施設管理チーフ デホを好感度男優キム・サンギョン。その愛娘ハナを演じるのは名子役チョ・ミナ。目の前の大惨事を冷静に分析しながら、人命救助に尽力するとともに、隊員たちの安全を第一に考える汝矣島消防署署長に国民的映画俳優アン・ソンギ。不動産界の革命児になる野望を抱き、大火災のきっかけを作ったタワースカイの会長にはチャ・インピョとオールスターキャスト。
監督は骨太なテーマを描きつつもユーモラスな場面を巧みに織り交ぜ、緊張と笑いの絶妙なバランスを緩急自在に操るエンターテインメント映画の旗手、キム・ジフン。ソウルに上京した折に63階建てのビルを見てカルチャーショックを受け、もし高層ビルで火災が起きたらどうなるだろうかと考えた。頭に浮かんだのはどんな状況でも生き抜こうとする人々の姿。それが本作制作のきっかけだ。 火災を背景にした事で俳優やスタッフの肉体的打撃は大きかっただろうと監督。そのキャスティングについて「有名俳優たちが一同に集まることは決して簡単なことではなかった、特にソン・イェジンのキャスティングは困難を極めた。」と語っている。
印象的なオープニング・シーンで観客の目を最初に欺くのは、陽光に照らされ、ガラス窓が周囲の景色を反射しなら天空にそびえ立つ108階建てのタワースカイ。階数は「108の煩悩」という仏教用語からの設定。実は全てCGだ。派手と言えるほどのビジュアルを展開する本作だが、監督はアクション映画ではなく、人々の感情に重きを置いた映画だと言い切る。
その視覚効果を演出したのは韓国映画の約６割の作品でビジュアル･エフェクトを手がける業界最大手にして最先端のスタジオDIGITAL Idea社。視覚効果監督チェ・ジェチョンは崩れ落ちるガラスにまで感情を入れようというこだわりをみせた。
“人間の欲”が原因の大惨事、観客が目にする最も危険で、最も重要なシーンは、コンピューターグラッフィックスに100%頼ることやミニチュアの使用を避け、「本物を実写で撮影する」という映画職人ならではの手法が取られた。猛威を奮う大規模な火災シーンの実に９０％が実写、その上でビジュアル・グラフィックスによる強化が加えられた。
消防士を演じた俳優たちは灼熱地獄の中で演技とアクションに挑み、撮影はハードを極めた。万全な安全対策が取られてはいるものの、いつ本当の事故を起こるかと常に緊張を強いられた撮影現場。圧巻はすべてを呑みこみ破壊する“火”と“水”の闘い。ダイナミックな描写は、韓国内でハリウッド映画にも負けない水中・水面の撮影が可能なアジア最大級の水中撮影専門スタジオ「高陽アクアスタジオ」で生み出された。本作が記念すべき撮影第１号となる。
大火災により浮き彫りにされていく心理、愛情、仕事への責任と情熱。大ヒットパニック・スペクタクル映画『ザ・タワー』いよいよ８月１７日（土）公開。【概要】
『ザ・タワー 超高層ビル大火災』（原題：THE TOWER）
韓国2012年
監督：キム・ジフン
脚本：キム・サンドン、ホ・ジュンソク
キャスト
ソル・ギョング、ソン・イェジン、キム・サンギョン、アン・ソング、チャ・インピョ他
配給：ツイン
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