上野まり子のアジアンスター

ヨ・ジングファーストファンミで絵の才能も披露 取材レポート

ヨ・ジング

こんにちは 上野まり子です。
 天才子役ヨ・ジングの1stファンミーティングが8月9日(金)パシフィコ横浜にて開催された。
“ジングー!”の大きな歓声に迎えられて登場したヨ・ジングは早速、ドラマ『太陽を抱く月』から「♪君一人」を歌唱。皆さんから愛された曲だから一生懸命練習したという歌声は深くゆったりとしている。歌い終わると「ふー!」と大きく一息。そして「コンバンワ、ヨ・ジングデス。オアイデキテ ホントウニ ホントウニ ウレシイデス」と1ヶ月間特訓した日本語で挨拶。とても緊張したという彼、「声援ありがとう、ダンスもがんばります!」と強く拳を挙げて意気込みを見せた。

ヨ・ジング

 さて来年には早くもデビュー10周年を迎えるヨ・ジング、子供時代をアルバムで振り返った。1997年8月13日生まれ、小学校時代は静かな子どもだったというが、それは今もかわらない。テレビを観て俳優にやりたいと思った彼、デビューは映画『サッド・ムービー』、8歳だった。現場には遊びに行くという感覚だったそうだ。その後ドラマ『ジャイアント』『いかさま師~タチャ』 などで子役として注目されてきた。台本全体を読み込み、感情を捉えるようにしているという。特に泣く演技は難しく、朝から感情移入して撮影に臨む。一躍ヨ・ジングの名が世に知られることになったドラマ『太陽を抱く月』 は視聴率40%以上、彼はイ・フォン皇太子を演じた。「印象的なシーンは?」には別れの時のセリフと答えている。また観てくださる方に役どころが正確に伝わるように努力しているとさすがに16歳と言っても長いキャリアを持つ俳優としての自覚が備わっている。

 大人っぽい声だというMCの言葉に「まだ子供だよ!」とお茶目な様子を見せたヨ・ジング。ここからの質問には高校生らしく答えた。少しご紹介しておこう。お小遣いは母親におねだり。それで購入したものは黒のTシャツ。普段はジャージのような楽なファッションが好き。朝寝坊で学校は遅刻常習犯。得意な科目は音楽に英語。「勉強、やってますよ!」。「初恋は?」には「まだ、ありません、本当です。」 それではと持ち出されたのは日韓を代表する女優たちの写真。好きなタイプトーナメントということだ。

ヨ・ジング

 続いては準備してきたというダンスコーナー。「準備するから少し待ってて!」と一旦ステージを後にするとスクリーンにはレッスン風景。その姿は真剣そのもの。それでも美しく並んだ真っ白な歯を見せての明るい笑顔はバツグン!ダンサーたちとRain、KARAのナンバーなどでそのキュートな姿を披露した。締めは投げキッス、会場もヒートアップした。

ヨ・ジング

 今度はプレゼントコーナー。持ち出された多くのプレゼント、中でもヨ・ジング直筆の絵が入った陶器やポップアート作品はスペシャル。天は二物を与えたようで、絵の才能も相当なものだ。プレゼントはサッカーゲームや韓国伝統のトゥホ(投壺)で10人のファンに手渡された。

ヨ・ジング

 すると突然バースデーソング、持ち出されたのは特製のケーキ。まもなく誕生日を迎えるヨ・ジングへのサプライズプレゼントだ。皆で歌う韓国語の「♪ハッピーバースデー」、「こんなに沢山の人に祝ってもらって嬉しい」と笑顔を見せた。

 20歳に向けて「演技の素晴らしい俳優」と認めて貰える様に更に努力すると誓うヨ・ジング、「♪家族になろうよ」(福山雅治)を堂々と歌い、「ありがとうございます、がんばります!」との言葉を残し、ステージは暗転した。
 そして再登場したヨ・ジングは日本のファンへの始めての手紙を日本語で読み上げた。そこにはファンミーティングの開催が嬉しかったが、上手くできるか心配だった事や感謝の気持ちが綴られていた。最後は韓国語で「今日の事は一生忘れない。皆さんも忘れないで!」と彼、その瞳は涙でキラキラと輝いていた。その後ヨ・ジングはロビーで来場者全員を握手とハグで見送った。
 帰国すると映画「ファイ」公開、更にはコンピュータープログラマー、ホン・ヘソン役のシュチュエーション・コメディー『サツマイモのようなジャガイモ星2013QR3』(仮題)と、新作が目白押し。ヨ・ジングの更なる成長に期待は無限だ。

 なお、このイベントの前日には読売新聞大阪本社版『Wa美 Sa美』のためのインタビューを行った。『太陽を抱く月』では子役から大人役へバトンタッチしたが、今回は大人役キム・スヒョンから子役ヨ・ジングへのバトンタッチとなった。掲載は8月23日(金)。ご期待を!

ヨ・ジング日本公式サイト

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太陽を抱く月 Blu-ray BOXI
(仮)太陽を抱く月 オリジナル・サウンドトラック

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