家で麺づくり「ヌードルメーカー」後片付けも楽ちん


 今日は最近話題の製品のご紹介。
日本の家電メーカーの商品は技術力はあるが機能が多すぎて使いきれていないという声が多いのが現状だと言う。
そんな中、「ノンフライヤー」が大ヒットしているオランダの家電メーカーフィリップスが日本版「ヌードルメーカー」を発売した。日本では電気シェーバーや電気歯ブラシなどでおなじみのフィリップスだが、医療機器の分野においては世界3大メーカーの一つ、LED照明も世界シェア1位という世界でグローバル展開する大企業だ。

 現在調理家電にも力を入れているフィリップス。日本人の90%以上が1週間に1度以上麺を食べ、週に2〜4回食べるという人も50%近いが、家で麺を作る人は3%に過ぎないという調査結果を元に日本向け自動製麺機の発売を決定。すでに中国市場で中華麺専用「ヌードルメーカー」を発売しているフィリップスは中国・上海にある調理家電の開発拠点フィリップス上海で日本向けの製品開発を重ねた。

philips noodlemaker  philips noodlemaker  既存の中華麺専用の「ヌードルメーカー」を現地在住の日本人主婦にモニタリングを実施。その際に指摘されたのは麺にコシがない事。そこで開発責任者は日本人の好む麺の食感を実体験、うどんの断面が四角だということも興味深いと話す。さらに来日して老舗製麺店で麺づくりを視察。研究を重ねた結果、押し出す際にねじりを加える機能を組み込んだ日本向けの「ヌードルメーカー」が開発された。渋り出し口のキャップの内側にも段差をつけ、捏ねる時と絞り出す時のねじりと合わせて3段階の圧力を掛ける。キャップはうどん、そば、ラーメン、スパゲッティ―用の太さや形状の異なった4種類。さらにコシの強さを好む人のために混ぜ時間の調整を可能にした。モニタリングの際に指摘されたキャップ内に残る生地の掃除についても新たに専用掃除キットが開発され、キャップそれぞれに合わせて作られた器具を上からかぶせてぽちっと押すときれいに取れる仕組み。

philips noodlemaker  philips noodlemaker

 日清フーズと共同で作り上げたレシピにはどの麺にはどの粉が適しており、どのキャップを使用するかコネ時間やゆで時間などとともにわかりやすく掲載されている。老舗製麺所のご主人をも唸ならせたフィリップス「ヌードルメーカー HR2365/01」が6月20日に発売されると一躍注目され売れ行きも上々ということだ。基本的には粉と水を入れるだけであとは自動で製麺してくれるという商品。ただし、さぬきうどんのような太い麺は作れない。

philips noodlemaker <絞り出し口キャップとお掃除キッド>
モニタリングした主婦も懸念していた使用後の後片付けだが、一番気になった絞り口のキャップに残った麺生地をどのように取り除くか。左画像のように各々のしぼり口用に用意された専用掃除キッド。キャップにかぶせるとしぼり口に合わせた形状の突起が残った記事を押し出し取り除く。

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<取り外しが簡単にできてお掃除も楽ちん、絞り出し口の両サイドについているねじをしっかり止める>

philips noodlemaker 本体前面は外れるようになっていて、粉と水を入れる容器、捏ねるバー、捻じって絞り出す際のバー、もちろんキャップもそれぞれバラバラになってお掃除も楽にできる。使用の際には両側のねじ(写真:右上)をしっかりと止める事。
下の部分は引き出し(写真:左)になっていてキャップが収納できるのも便利だ。
お家で飲み会の次はお家で麺パーティーということになりそうだ。ますます家ナカが面白い。


フィリップス 【お家で生麺】 ヌードルメーカー HR2365/01


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