ALS・アイス・バケツ・チャレンジ始めたのは誰?



 ALS・アイス・バケツ・チャレンジが話題になっている。 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは筋肉が次第に衰えて行き、遂には呼吸ができなくなるという難病だ。
今のところ有効な治療薬が見つかっていない。

 そんな中、ALSの認知度を広げようと「ALS・アイス・バケツ・チャレンジ」が世界に広がっている。
氷を頭からかぶるアイス・バケツ・チャレンジ、指名されたら24時間以内に氷水を被るか、100ドル(1万円)をALS支援団体に寄付をし、次の3名を指名するというものだ。
元大統領ブッシュやレディー・ガガ、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツなど各界の著名人が次々と参加し、その動画が公開されている。

 では始めたのは誰か?
「アイス・バスケット・チャレンジ」はもともと存在していたが、 アメリカのプロゴルファー クリス・ケネディーがめいの夫がALSになった事から、少しでも笑顔になってほしい、励ましたいと寄付先を指定して 氷水をかぶったことから始まった。そしてその動画を公開したところ大きな話題となり、世界中に広まっていった。

 日本でもその輪は広がっている。
ソフトバンクの孫正義、大リーグ田中将大選手、AKBプロデューサー秋山康などなど、多くの人々が参加している。
 もちろんバケツの氷水をかぶらずに寄付だけでもOK。日本では500円から受け付けているそうだ。
また、指名しなくとも良いとその方法は自由だ。

 ちなみにアメリカでは7月29日〜8月24日の間に70億円が集まり、日本では7月18日にスタートし、8月24日までに 1050万円が集まっている。

 指名されてもご自身の考えのもと他の方法で寄付をするという方も、立場上この方法は取らないと表明する方もいる。

また、ALSの存在を広める事には役立つが、売名行為に利用されているのではないかと懸念を抱く人もいる。 そんな中、動画は再生回数も高くその勢いは衰えないようだ。

一般社団法人 日本ALS協会
http://www.alsjapan.org/-article-705.html



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